ボジョレーヌーボーが、早飲み(だって、収穫してわずか1ヶ月で完成)に向いているお話を前回からしています。
前回は、ガメイ という葡萄品種が 早熟に向いているというお話でしたが、
今回は造り方についてです
「マセラシオン・カルボニック」という方法があり、ボジョレーヌーボー特有の造り方です。
日本語に訳すと「炭酸ガス浸潤法」といいます。
この方法で造りますと、ワインにはタンニンが少ないわりに、果皮の色をワインに抽出するのでワインは色づきます。
それなのに、渋みや苦みが 通常のワインより少なくなります。
ボジョレーヌーボーを 味わいいますと、非常にチャーミングな味わい、いちごキャンディーのような味わいがあると思いますが、
これは、「マセラシオン・カルボニック」からくる特徴的な味わいです。